ウコンの選び方講座|PubMedとウコン|クルクミンの作用
PubMedという単語を見るのが初めての方も多いのではないでしょうか。
かくいう私も、はじめて、医師からPubMedを検索するといろいろな医学論文が検索できますよと言われて、
日本語でGoogleとYahooしか検索した事のない私も、なんじゃと思いながら使ってみるとなかなかいい。
もちろん、英語で書いてあるので、辞書片手に、Google 翻訳を使いながらの検索でした。
ただ、問題なのは、医学専門知識がかなり必要なことです。
それさえ、勉強すれば有効ではないでしょうか。
・・・それさえ、と書いたので・・・簡単に言うな、とひんしゅくを買いそうですが、事実ですのでご勘弁を。
というのも、論文ですから、効果効能のある論文はもちろん、効果がなかったのも出てきます。
単語が出てきただけで、効果あったと早とちりしないように。最後まで読んでください。
日本文では見られないオリジナル論文に出会うチャンスが増えます。
このページをお読みになっておられるあなたもチャレンジしてください。
下記の■はPubMed の正式な説明文です。
■PubMed(パブメド)とは?
PubMedとは、NLM(米国国立医学図書館内の、NCBI(国立生物科学情報センターが作成しているデータベースです。データベース(21種類)統合検索システムEntrez(NCBI作成)の一部として提供されており、世界の主要医学系雑誌等に掲載された文献を検索することができます。
◆以下はウコンの薬理作用、特にクルクミンの作用についてPubMed(米国医学文献)検索から引用したものの一部です。
◆クルクミンの作用
・癌患者の粘膜に対する抗炎症作用
・発癌の化学防御作用
・抗血管新生作用
・免疫調整作用
・化学療法の調整作用
・放射線療法の調整作用
・アルツハイマー病の病態改善・(クルクミンが脳関門を通過して脳内に入るデータあり)
・皮膚の抗炎症・鎮痒作用
・抗炎症作用
・抗酸化作用
・抗ウイルス作用
・抗真菌作用
・アポトーシスの過程を増強
・サイトカインの放出
・高血糖による炎症を弱毒化する作用
・糖尿病の予防
・中性脂肪を減量
・肝機能障害の改善
・二日酔いの改善
・胆汁排泄の増加
・消化管疾患への作用
・他、多数の病態改善の作用
上記のようにクルクミンには多くの有効な薬理作用があり、
世界中の研究者が続々とエビデンスを増やしつつあります。
ウコンには、クルクミンをはじめ、
精油にも上記の薬理作用の他にもまだまだ解明されない薬理作用があります。
ウコンは、これからも注目すべき素材です。