ウコンは水に溶けない

 
ウコン選びの決め手は吸収率//特効薬も吸収されなければただの粉

ウコンの選び方講座|ウコンは水に溶けない

ウコンの有効成分は大きく分けてクルクミンと精油です。ところで、クルクミンと精油は脂溶性物質です。
脂溶性とは読んで字の通り、脂(油)に溶ける物質という意味です。

 

逆に脂溶性物質は水には溶けないです。

 

驚くことに、この事実を多くのウコン業者が知ろうとしない。
意図的に知ろうとしないのか、知識がないのか。意図的だとしたら悪質だ。

 

多くのウコンをお買いもとめるお客様がご存知ない。それは仕方のない事でしょう。
健康食品の成分をいちいち調べることはしませんから。

 

それだけに健康食品(ウコンなど)の業者の責任は重大であると思います。

 

一般的に我々が利用する薬、健康食品、食物の原料である動物、植物、鉱物由来の成分は水に溶けるか(水溶性)、脂(油)に溶けるか(脂溶性)、あるいは水にも油にも溶けない物質からできています。

 

その為、料理で言えば昔から素材に応じて水煮、油で炒める料理の方法があったわけで、
その目的は、素材の味を生かす方法であったり、吸収を高める方法であったりしたわけです。

 

ところで、化学辞典を見れば誰でも確認できますが、ウコンの有効成分のクルクミンは水に不溶、酢酸、アルコールに可溶と書いてあります。
まさに脂溶性物質の性質です。

 

なぜ、そのことを強調するかと言えば、人間が食物を食べて体の栄養素にするには食物の成分が胃で消化され、デンプンは糖に、タンパク質はアミノ酸に、脂肪は脂肪酸に細かく分解され、小腸に入って小腸で栄養素が吸収される必要があるわけです。

 

吸収された栄養素はまず肝臓に入り、そこで加工あるいは血中に入り体の各組織で体を組み立てる素材として、あるいは各組織で働くことになります。

 

ビタミンには水溶性、脂溶性ビタミンのあることはご存知だと思います。
水溶性ビタミンの例:
ビタミンB1 サイアミン
ビタミンB2 リボフラビン
ビタミンB6 ビリドキシン
ビタミンB12 コバラミン
ビタミンB3 ナイアシン
ビタミンB5 パントテン酸
ビタミンH ビオチン
葉酸(ビタミンM) プテロイルグルタミン酸
ビタミンC アスコルビン酸

 

脂溶性ビタミンの例:
ビタミンA レチノール
ビタミンD カルシフェロール
ビタミンE トコフェロール
ビタミンK フィロキノン

 

同じようにウコン成分の中にも主要性成分と脂溶性成分があります。
ここをしっかりと押さえて、ウコン商品は製造する必要があります。

 

お客様もお金を出して健康食品を買うわけですから。しっかりと頭に刻んでください。
あなたのためです。


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