ウコンの選び方講座|二日酔いに強力ですぐ効くウコン
二日酔いに強力ですぐ効くウコンウコンの条件として、液状であることとして、生のウコンの根茎をすり下ろしたもの、アルコールに溶かしたもの、酢酸に溶かしたものなどがありましたが、いずれも飲みにくいものです。
一方、ウコンを油に溶かしてクルクミンを抽出する方法があります。
ところで、カレーがどんな素材から出来ているか、あなたはご存知だと思います。
一般的には、肉、野菜や具を入れてグツグツ煮た後、これにカレーのルーを入れてさらにグツグツ。最後にとろみをつけて一丁上がりとなります。
ここで使われるカレーの具の40〜50%はウコンの粉です。濃褐色の色がウコンの色です。
正確にはクルクミンの色です。
なんで、カレーの話をするかと言えば、カレールーはバター・サラダ油に香辛料、ウコン粉を入れて作ります。
すなわち、カレーはウコン料理なのです。
肉を使用する料理にルーを入れてグツグツ煮るとクルクミンは肉の油に溶けてくれます。
クルクミンはルーを作るときに油に溶け、さらにカレーを作るときに溶けます。
カレーの黄色い色はクルクミンの色です。
カレーがウコンの吸収率を上げるヒントです。
カレーを作るとき、ルーに含有されるウコンのクルクミン、精油成分はカレーをグツグツ煮ることによって、油に溶け込みます。
溶け込んだクルクミンは油と結合して液状となり腸内で胆汁から排泄される消化酵素でミクロに分散され水溶液として吸収されます。
このようにして吸収されるクルクミンの吸収率はウコンの粉を水で飲むのに比べて、数十倍、数百倍に高められます。
すなわち、少ないウコンの量でも大きな効果を発揮することが出ます。
カレーの原理を応用して製造されたウコンが、肝機能回復に抜群の効果を上げているようで、さらには癌の予防、アルツハイマー(認知症)の予防に使用されています。
最近では「うつ」に効くサプリとして注目を集めています。