ウコンの選び方講座|ウコンの副作用について
ウコンは副作用があるから危ない。との話がある一方、ウコンは肝臓の薬だという話もある。事実はどうなのだろうか。結論から言えば、食事として摂取するくらいなら問題なし。
肝機能の回復に効果があるし、アルツハイマー、癌の予防にもなる。
ウコンに副作用があると考えるのは、ある意味当然です。
副作用のないのは空気と水くらいと言うお医者もいるくらいです。
なぜなら、体に何らかの影響を与え、病気を治したり予防したりする薬や健康食品は、場合によっては、すなわち、使い方を間違えると体にダメージを与えることは十分に考えられるからです
体に何の影響も与えない物質はそもそもありません。空気だって吸いすぎると過呼吸症になります。動脈血中の酸素分圧が上昇、炭酸ガス分圧が低下します。軽いうちは低酸素症と似ており、強くなると手足や唇の痺れや呼吸困難、頭のふらつき、息苦しさ、眠気、激しい耳鳴りや悪寒をきたします。
ウコンに副作用がある云々と言う方々が持ち出すのは大抵「鉄分過剰」です。C型肝炎や脂肪肝から発症する肝炎( NASH)(ナッシュ)も鉄分過剰によって悪化することが分かっています。
その他、禁忌対象者として:胆道閉鎖症の人には禁忌です。これは病的な黄疸の出る患者で重篤な肝臓病の方です。
又、ウコンを毎日スプーンで飲んで死亡した、ウコンをやめたら治った・・などなど。
これらを検証すると、ウコンの過剰摂取に行き着きます。
何事も程度によります。
もともと鉄分は必要ですし、特に若い女性にとっては必須です。そのために女性にはレバーを食べることが奨励されています。
一方、クルクミンについては多くの研究者から無害であるとの研究結果がたくさん出ていますし、むしろクルクミンの抗酸化作用が脳内のアルツハイマーの原因物質であるベータアミロイドの生成を抑制するとの研究がありますし、ウコンの免疫作用によって癌を抑制するとの研究も多々あります。
国立健康・栄養研究所には次のような記載があります。
・安全性については、通常食事中(たとえばカレー)に含まれる量の摂取であれば、おそらく安全と思われるが、過剰または長期摂取では消化管障害を起こすことがある。アキウコンは胃潰瘍または胃酸過多、胆道閉鎖症の人には禁忌とされる。
・ウコンの成分であるクルクミンは、第61回JECFA (2003.6) において添加物としての再評価がなされ、ADIは0〜3 mg/kgbwとされた
・ADIとは一日摂取許容量(Acceptable Daily Intake、ADI)のことで、特定の物質を生涯にわたり毎日摂取し続けても影響が出ないと考えられる一日あたりの量を、体重1kgあたりで示した値をいう。単位はmg/kg/day。
・・・これから換算すると60kgの人でクルクミンは最大0.18g/日(180mg)となる。秋ウコンのクルクミンの含有量は約3%なのでウコンの粉に換算すると約6gとなる。
健康食品業界では半分の3g/日としているので妥当な線でしょう。
健康食品はあくまで健康な人が健康維持のために飲むものです。
適量だと副作用はありません。
ドクターズウコンは高吸収率で、クルクミン含有量:3mg/カプセル。
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