ウコンの選び方講座|春ウコンの効果・効能
春ウコンは学名:Curcuma aromatica Salisbury、英名:Wild turmeric、中国では姜黄(キョウオウ)。姜黄とはすなわち黄色い生姜という意味です。
5.6月ごろピンクのきれいな花を咲かせます。
ちなみに、
春ウコン・・・・・・学名:Curcuma aromatica Salisbury
秋ウコン・・・・・・学名:Curcuma Longa L. (=Curcuma domestica Valeton)
ガジュツ(紫ウコン)学名:Curcuma zedoaria Roscoe
クスリウコン」学名:Curcuma xanthorrhiza Roxb
ウコンの仲間は50種程が知られていますが、上記4種が主に栽培されています。
学名を見ても分かるように、すべて「Curcuma」が付いていて同じCurcuma属であることがわかります。
ネット上で春ウコンの優位性を強調するために秋ウコンとは別物だと意図的に書いている方もおられますがそんなことはありません。
ウコンの成分の主なものはクルクミンと精油です。
秋ウコンと春ウコンの成分を比較すると秋ウコンはクルクミンが多く、精油は少々少なめです。
一方、春ウコンのクルクミンの量は秋の1/10程度ですが精油は多く含まれています。
秋ウコンにはクルクミンと精油の効果・効能があり、肝臓肝機能の改善、癌、アルツハイマーなどの予防・治療に効果があります。
二日酔いに効くことはご存知の通り定番です。
最近の研究によれば、春ウコンの精油には免疫を高めることが知られており、あらゆる癌を治療したとのデータもあるようです。
春ウコンの精油には特別な成分が含まれているようです。
研究データは少ないものの、注目される成分です。
もっとも、秋ウコンも癌に効能のあることは研究者の間では定説ですので、
秋ウコンも春ウコンもともに「癌」に効果のあることは確かなようです。