ウコンの選び方講座|クルクミンは痩せるホルモンGLP−1を増やす
ウコンの有効成分クルクミンに痩せる効果のあることが判明しました。
小腸の末端部分の細胞からGLP-1ホルモンが分泌され、GLP-1ホルモンがすい臓のすいβ細胞を刺激してインスリンを分泌するのですが、このGLP-1ホルモンに痩せる効果があるというのです。
ご存知のように、食事をするとすい臓からインスリンが分泌され、インスリンによって食事で増えた血中の糖分が筋肉に移動し、筋肉が働くことによって糖分が消費されることになります。
この仕組みが壊れると糖分が消費されず血中の糖濃度が高くなる症状、これが糖尿病です。
一方、インスリンを増やせば血中の糖が消費されるわけですから、
インスリンを増やすGLP-1ホルモンを増やせば糖がどんどん消費され、脂肪が溜まらなくなる。
すなわち「痩せる」ことになります。
中央大学の応用生物学部の准教授、津田孝範先生はGLP-1を増やす食品を研究した結果、
ウコンの有効成分クルクミンがGLP-1の分泌促進に関わっていることを突き止めました。
ウコンで痩せる理論的な発見です。
以前からウコンで痩せるとの話がありましたし、実際に痩せた方も知っています。
しかし、確かな理論的解明がされていませんでした。
したがって、ウコン研究者としてはウコンで痩せる話はなかなか言い出せない雰囲気がありました。
しかし、クルクミンで痩せるホルモンGLP-1の理論的な解明が進んだ以上、
声を大にして「ウコンでやせる」と言えます。
ウコンにもいろいろあります。
ただ、クルクミンと言えば秋ウコン、クスリウコンでしょう。
一方、ウコン錠剤はクルクミンがほとんど吸収されないことが実験でわかっています。
吸収率が高くてやせる効果が期待できるウコンは
これしかありません。